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つまんない独り言。
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時刻は18時半を少し過ぎた。





さっきまで、結構人残ってたのに 今はなると私しかいない。


ついさっき、高村君と小林君が最後に教室を出た。





(荷物持ったし、帰るかぁ。)





な「いいちゃん一人?」





い「うん。」(いつものことかあ笑)





な「えー大丈夫?」





い「あー、もうすぐに帰るから大丈夫だよ^^ なるは?」





な「大丈夫。」





い「そっかあ、Iさん?笑」(いいなあー)





な「まぁね(^ー^)」





い「Iって苗字、ホントいいよねー」





な「あーまぁ呼びやすいよね。」





い「じゃあ、バイバ・・・」





な「あれ?どーしたの?笑」





さっき帰った小林君がいる。





こ「あーっと、ジャージ汚れたから持って帰ろうと思ってf^^;」





な「アキトウケるw」





小林君、ロッカーからジャージを取り出して、閉めようとするけど、柔道着の帯が挟まってなかなか閉まらない。





こ「いっかぁー」





小林君、退室。





い「なるじゃあねノシ」





な「バイバイノシ」





と、教室を出たら小林君が階段の上のとこに立ってる。(うわあ〃Д・)


その下、高村君が階段を半分降りたところで小林君を待ってる。





い「どしたの(・?・)」





こ「あーいゃ・・・」





とりあえず二人で階段降りる。


高村君と合流、三人で昇降口まで行く。





靴履いた。


高村君が駐輪場に向かおうとすると、小林君が立ち止まる。





い「ん(・?・) バイバイ?ノシ」





こ「あーっと、また・・・・」





い「あーでも遠回りになっちゃうし、大丈夫だよ。」





こ「ぁ・・・・」





い「ありがとう。じゃあね。」





独り、モールを歩く。


(本当は一緒に行きたいけど、でも小林君は遠回りになっちゃって悪いし・・・あぁーでもやっぱり「大丈夫。」なんて言わないで一緒に行きたかった・・・あぁでも、小林君がそう想っててくれただけでも十分だよね。うん、そうだよ。一緒に帰るなんて欲張りだよ。)





とか考えてるうちに2家の前まできた。


ちらっと振り返ってみたけど、やっぱりいない。





(んーミニストップ側から行くか、ローソン側から行くか。 ローソンの方から行ったら、もしかしたら、小林君来てくれるかもしれない-ってそんなわけないか^^;)





でも結局、ローソン側から帰ろうと決める。


今思えばよくわかないけど、あの時はローソンの方から帰ったら、会えるんじゃないかってそんな気がしたんだ。








再び歩き始める。





(今からでも電話して、「一緒に帰ろう」って言おうか。でもそんなことできるわけないし。)


気づいたら携帯握ってたけど。








不意に後ろから





「追いついたぁー」





と男の子の声が聞こえた気がした。





一瞬だったから、思わず(無意識に)反射的に振り向いた、ら・・・











・・・・・・えっ・・・あ・・・








こ、こばやしくん!?





笑ってるし〃笑








こ「別に、狙ってたわけじゃないんだけどね。」





い「・・・あーでも、ホントは来てくれるんじゃないかって想ってた〃」





こ「ばれちゃってたかぁ〃笑」











なにこれ(〃Д・)





まさかのまさか。








ってかめちゃくちゃ嬉しかった。





意味わかんないけど兎に角、嬉しかった。








そんなこんなで、駅まで一緒に行った(*´`*)











一人になってから気づいたんだけど、





二人で歩いてるとき、「好き」って言いたいって思わなかった。





独りのときは、なんて言ったら(告白)したらいいのかなあーかとかずっと考えてるのに。








なんか、小林君と一緒に歩けたら、それだけでよかった。





大宮を歩くカップルみたいに、手繋いだり、くっついたりしなくても、





「好き」って言わなくても、言われなくても、








嬉しかった。








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